ニュージーランドはどんな国?
日本で巻き起こったラグビー旋風や、コロナ対策でしばらく世界のトップを走っていたため、とても注目されたニュージーランド。この国は南半球に位置し、人口は約500万人、日本より少し小さな島国です。農業、酪農、観光、留学が基幹産業で、海外との交流が大変盛んです。
観光&旅行
ニュージーランドは自然の宝庫。海、山、森など雄大な自然が広がっています。長距離バスは各地を網羅し、若者が気軽に泊まれる安い宿がたくさんあります。大きな街はありますが、そこはニュージーランド。徒歩で移動しても大した時間はかかりません。
おススメは、郊外に出て森の中を歩いたり、ビーチでのんびりしたり、ドライブを楽しむこと。有名観光地もたくさんありますよ。ニュージーランドは短期間で多くの場所に行くことができ、大金をかけなくても一生心に残る旅ができるはずです。
住みやすさ
西洋の生活スタイルが主流で、車社会のニュージーランド。衛生観念やインフラの整備は、多少の差はありますが、日本と似ている部分が多く見られます。家やスーパーマーケット、公園などの施設は広く、また高い建物が少なくとても解放感があります。
物価は年々上昇していますが、それに伴い最低時給が毎年引き上げられています。また為替レートの変動が激しいので、渡航の際はタイミングを見計らうと良いでしょう。ただし、ワーホリのようなワークビザを持ち自炊ができる単身者は、金銭面で工夫しながら生活が可能です。
アウトドアアクティビティー
ニュージーランドはアウトドア天国ってご存じでしたか?大自然がある+アウトドア好きな国民+観光国なので、海外からの観光客でも楽しめるように整備されています。散歩、ハイキング、サイクリング、キャンプ、釣り、ビーチ散策のようなカジュアルでマイペースな時間を楽しむアクティビティーは大変人気があります。
乗馬、バンジージャンプ、イルカウォッチ、氷河ツアー、スキー、スノーボードなどのアクティビティーは費用がかかりますが、日本に比べて安く好評です。その他には、スポーツ観戦、コンサート、博物館、動植物園、温泉巡り、氷河ツアーのような楽しいレジャーもありますので、ぜひチャレンジしてみてください!
自然&動植物
世界の多くの国から距離のあるニュージーランド。島国ということもあり、固有の動植物や鳥類が生息しています。飛べない鳥で国鳥のキウイ、恐竜時代から生息していると言われる爬虫類のトゥアタラ、動きが鈍いバッタのウェタなどです。また、蜂蜜で有名なマヌカのように、広く知られている植物もあります。
約200年前の開拓以降、海外から家畜がやって来て、更にペットも増えました。数の少ない固有の動植物を観察するためには、特定公園などに行く必要がありますが、この国では緑に囲まれた生活が営まれています。美しい海や森、湖等へのアクセスは良く、短期間の滞在でもほっとできる自然環境です。
安全&犯罪
近年ニュージーランドは、世界有数の安全な国と位置付けられてきました。そしてこの国に住んでみるとそのように実感します。ニュージーランド人は人当たりが良く朗らかで、危険はほとんど存在しないように見えます。しかしこれは、滞在する地域や無防備な態度などにより異なります。
無差別殺人のような凶悪犯罪は少いですが、窃盗は多く、また身体が小さく無防備で、英語が拙い観光客は犯罪の対象になりやすいです。そのため、いつでも自分が被害者になり得ると用心すべきです。
コロナの影響
ニュージーランド政府は2020年初頭より、鎖国に近い政策を実施してきました。そして2022年中旬からその門戸を開放し、徐々に外国人を受け入れ始めました。それまで特に痛手を被っていたのは留学と観光産業。ハッキリ言えば大打撃です。人の流入が無ければ成り立たないからです。
農業や酪農は継続されましたが、人手不足は深刻でした。分野によりますが、現在は徐々に回復傾向にあり、今後は更なる活発な経済活動が期待されています。
ニュージーランドの魅力トップ3
1位 ニュージーランド人
ニュージーランド人は穏やかで、とても寛容な人が多いです。初めて会う外国人旅行者とも気さくに会話を楽しむ人たちなので、少しでも関わると一生忘れられない思い出ができるはず。今の時代に貴重な国民性と言えるでしょう。
2位 自然
この国では見渡す限り大自然、という環境にどっぶり浸かれます。都会らしき街は存在しますが大きくなく、そこから一歩離れると、深い森や青い海、川や湖が雄大に広がっています。こういう場所の多くは人がまばら。そして、このような自然を好む人々は年々増えています。
3位 ゆったり流れる時間
ニュージーランド人は、ひとりの時間やwith家族、そして友達との時間を大切にします。そしてこの考え方を軸に国が回っていると言ってもよいでしょう。楽しむためなら仕事は二の次、は当たり前。この国ではゆっくりマイペースに時が流れるので、これに慣れると日本は忙しすぎ!と思うでしょう。