ニュージーランドワーキングホリデー

日本とニュージーランドの間ではワーキングホリデー協定を結んでおり、30年以上に渡り交流を深めてきました。ですが、その割にはあまり知られていないニュージーランド。そこでここでは、「ニュージーワーホリに興味があるけど、現実味が無くあいまい」から、「なるほど!イメージが掴めてきた」となるコンテンツをアップしましたので、ぜひ読んでみてください。

日本とニュージーランド間のワーホリ制度

これは、滞在費用を補うための就労が許された休暇制度です。就労以外では自由に旅をしたり、英語を使って生活したり、外国人の友達を作るなど、日本の日常では難しいことにたくさん挑戦できます。ワーホリしやすい国と評価が高いニュージーランド。長期海外生活に憧れている人にはピッタリの制度です!

ワーホリ予算は?

渡航のために余計な物を買い足さない、語学学校に通わない、ニュージーランドで車を購入しないことを前提に概算しました。
・片道航空券 約8万円
・海外保険料 (年間額) 約5万円
・その他 (例・ビザやパスポートにかかる費用、交通費などの経費、渡航初期生活費用、雑費) 65万円程度

これらの費用は、利用する航空会社や保険会社、為替レート等に左右されますが、合計70~80万円ほどあれば安心。
因みにこの合計金額は、ワーキングホリデー中に消える額ではありません。金銭面でのベストプランは、「準備したお金の大半を日本に残してワーホリを始め、仕事で稼いだお金で生活する」です。このように予め計画してワーホリを実行した場合、過去の例では、多くの人が手持ちを増やして帰国していました。お金は、不慣れな海外生活ではとても大切です。現地に行けばどうにかなる、という考えではどうにもならないことが多いので、しっかり貯金してから渡航すべきです。

英語はどうすれば?

英語ができません・・・、と相談されることがありますが、実はみんな不安です。逆に、英語はバッチリなので自信満々でワーホリします!と言う人はほぼ0です。しかし、英語が苦手でもワーホリを成功させる人はいます。このタイプの人の多くは、挑戦したいという強い気持ちがあり、しっかり準備をして挑んでいます。更に、語学学校はほぼ意味無し、と理解しているので通いません。

では、英語力をカバーするにはどうすればよいか?それは「知識を持つこと」です。ニュージーランドやワーホリのことを事前に調べ、大まかな計画に沿ってワーホリ生活をシュミレーションします。例えば、観光地のテカポに行くとします。ここへ行くための交通手段や宿を下調べし、星空を観るなら時期や天気も気になるはずです。
仕事をするなら、どうやって探すか、どこに仕事があるか、時給のことなど知りたいはず。そこで、事前にこれらの情報を得て知識を深めれば、ニュージーランドの英語生活に圧倒されても不安度は低くなります。

語学学校に関して、もし1,2か月通ったとしても、中級レベル以上で積極性のある人でない限り、残念ながら大して上達しません。また語学学校はふつう、一般留学生が言葉を学ぶ場所として設定されており、ワーホリの成功法を教えてはくれません。更に費用が高く、授業時間に縛られてしまいます。つまり、ワーホリ制度を活かせない語学学校に通うメリットはほぼ無いと言えるでしょう。

単語を学ぼう

語学学校に通わないとしても、英語はやっておいて損はありません。むしろある程度の英語力があるとGood。これは中学3年レベルで大丈夫です。
お金のかからない学習方法の1つは、中学校で使った教科書を引っ張り出し、単語を片っ端から覚えます。文法はあまり気にしないこと。その後は身の回りにある物の名前、例えば自分の部屋やキッチンにある物を覚えていきます。日本で目につくものは、ニュージーランドでも見かけることは多く、会話中に出てくるので、これらの単語を増やしていくべきです。

現地では、自ら話しかけて会話の機会を増やしてください。話しかけられるまで待っていたり、避けていたら英会話の上達は見込めません。間違えることを恐れず積極的に会話をして、場数を踏んでいけば必ず上達します。

気になる英語

よく、ファームジョブがしたい、と相談されますが、これをニュージーランド人に言うと普通は、「牧場の仕事」と思われるでしょう。相談者は「果物や野菜」の意味で使っていますが、説明なしにファームジョブと一言いわれれば、牧場が頭に浮かびます。もし言うなら「果物のピッキングやパッキング」など具体的に!